あたしについて
自分は一体どんな人間なのか。
思春期の頃からそれについては
常に考えていたように思う。
周囲からは少し浮いていた。
孤独だった。
夢もなければ希望もなく
どこかで何かを諦めていたような人生。
それでも。
逆境や有事にはやたら強い。
我慢強さだけは人一倍強いのだ。
そんなあたしは
いつしかブレない大人となった。
よく言えば個性的。
悪く言えば偏屈。
まず
流行りには流されない。
何が自分にとって
心地いいのか、
合っているのか、
それこそが全て。
時に
あたしの考え方、感じ方は
理解され難い。
あたしに言わせれば
どうしてそこまでしっかりと
考えたりしないのか
さっぱり分からないのであるが。
何でも突き詰めて考えてしまう。
どうすれば相手に気を遣わせないで
さりげなく相手に気を遣えるか。
人の心にどれだけ寄り添うことが出来るか。
挙げだしたらキリがない。
簡単に流されることなく
ブレることない自分を
キープし続ける事は
永遠のテーマだと思う。
